まず、志望動機を書くにあたり、必ず意識をしたいものが、エントリーシートは面接で掘り下げられることです。中途半端なエントリーシートを作成してしまうと、一次試験の筆記試験を通過しても二次試験の面接で自らを追い込んでしまう事になりかねません。
例えば、こちらの2つの志望動機では、どちらがより印象に残りますか??
A「◯◯市の発展のために働きたいからです。」
B「◯◯市は◯◯のベッドタウンとして発展してきた背景から、子育て支援の◯◯や◯◯の特色ある施策が実施されており、私は大学時代に◯◯を経験してきたため◯◯市で特色のある子育て支援について力が発揮できると感じているため取り組んでみたく志望しました。」
把握方法は2つあります。
1つ目は自治体が毎年度必ず発表する、「予算と決算」の概要を見るです。予算と決算は、その年度に実施した代表的な施策が載っています。そこで自治体の代表的な施策名を把握して、その施策の自治体のホームページ等で施策の詳細を把握していきます。
参考例 ⇒ 「新宿区予算概要」
次に議会の一般質問の会議録を読むです。議会は首長側の執行部(自治体職員)に対して、議員が予算や決算などの議決や、自治体の施策などに対して一般質問をする場所です。この一般質問に対する執行部側の説明は、要点を抑えて説明されているため、とても参考になります。この会議録には、議員と執行部とのやり取りが記録されています。
参考例 ⇒ 「新宿区議会会議録検索」
エントリーシートの記入後に、面接前に見る回答の要点をまとめた確認表を作成する。
面接は緊張する方が多いと思います。私も凄く緊張するタイプの人間です。
ただ、ある日なぜ緊張をするのだろう。と考えたことがありました。結論としては、想定外の質問がきて答える事ができない状況の不安からでした。
この想定外の質問からの不安を解消するために、ぜひ、面接前に頭を整理する確認表を作成し、面接前に確認し、頭を整理してから面接に望んでほしいです。
私が、確認表を作成する際は、国内最大級の品揃え【DMMブックス】
で電子書籍を購入して作成をしました。当時購入した公務員試験の面接対策本は、「公務員試験 寺本康之の面接回答大全」です。こちらの参考書の良い点は、公務員試験で質問される可能性の高い質問をまとめられており、回答を当てはめるだけで回答ができてしまうように作られているところです。
また、電子書籍の良いところは、本屋に行かずに試し読みができ、本がかさばらない為にカフェや試験会場にも携帯一つで多くの参考書を持ち込めるため、参考書は電子書籍がおすすめです。
これらの参考となる資料をもとに、作成していくことで具体的なエントリーシートとなり、面接試験でも確認表を準備をして臨むことでしっかりと受け答えができると思います。公務員試験は準備をして臨むことで誰でも合格できる試験だと私は思います。これから目指す方はぜひ頑張ってください。