公務員試験「地方公務員の適性とは」

公務員試験

今日は、エントリーシートや面接などの参考に、私が思う地方公務員の適性について書きたいと思います。

始めに私の経歴を簡単にご紹介します。
私の経歴
大学卒業~社会人3年目まで ⇒ 総合商社の営業として働く。
社会人3年目~4年目    ⇒ 公務員試験を受験。
社会人5年目~       ⇒ 地方自治体の行政職員として働く。今年で11年目。
10年以上地方自治体の行政職員として働いた経験から、私の思う地方公務員の適性について、ご紹介します。

 

一つ目の適性 ⇒ 地味な仕事をコツコツ続けられる事
地方公務員のほとんどの仕事は地味です。毎日同じ様な仕事を法令をもとに、正確に処理していきます。変わり映えのない仕事を長期間、丁寧に処理していくことが必要となります。
毎日の業務にはあまり変化がないものの、そこに自分なりのやりがいを見出して続けられる適性が必要となります。
二つ目の適性 ⇒ 同僚を大切にできる事
地方公務員の仕事は、課内や他部署と密な連携のうえで成り立っています。
仕事をするうえで自分本位にならずにチームワークを大切にして、同僚や市民を思い遣る気持ちが大切だと思います。
特に自治体では民間と違い転勤がない分、同じ建物で働くからこそ、なるべく敵を作らない事が大切になります。
三つ目の適性 ⇒ 話しを聞く能力
地方自治体の仕事の殆どは、市民や事業者などの話しを聞く事から始まります。
理不尽に長時間怒鳴られたり、嫌味を言われる事も特に窓口部署であれば多くあります。
その様な時も、言い返すわけではなく、しっかりと聞く能力が必要となります。
特に生活保護受給者やDV支援が行政側の支援がなければ命に係わる方などは自治体が最後の砦の場合もあるため、聞く力がなければ必要な支援などを検討できません。
四つ目の適性 ⇒ 文章が嫌いではない
地方自治体の仕事は文章を書く事だと私は思います。
自治体が仕事をする際は必ず起案文書で決裁をとります。その際に文章だけで実施する内容等を正確に表現する必要かがあり、決裁は自ら考え作成していきます。
質の高い文字や文章を書くためには、日頃から読書や新聞を読むなど多くの文章に触れる必要があり、文字に苦手意識がない方が良いです。
ただし、文章の構成力は仕事をこなす中で向上していくものです。
五つ目の適性 ⇒ 自分の働く街を好きになる
地方公務員はその街を発展させるために存在すると私は思っています。
地方公務員のメリットは、民間と違い資金的な利益を土返しして事業を行えることです。
街の発展につながるものであれば、事業として資金的な利益を考えずに実行できます。
そんな地方公務員で働くうえで、その街や市民を好きになる方がより、働いていて楽しいと感じる事ができるはずです。

以上が、私が10年以上行政職員として働くなかで感じた適性です。地方公務員を目指すみな様の参考になりましたらうれしいです。

 

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